横顔の立体感を作るコントゥアリング完全ガイド|美人の横顔を叶える黄金バランス
「横顔がのっぺり見える」「写真で顔に立体感が出ない」——そんな悩みを感じたことはありませんか?
じつは、コントゥアリング(陰影メイク)を上手に使えば、骨格そのものが整ったような美人の横顔を簡単に演出できます。
今回は、初心者でも失敗しない「横顔の立体感を作るコントゥアリング完全ガイド」として、
骨格に合わせたシェーディング・ハイライト・チークの入れ方を徹底解説します。
横顔美人に見える黄金比とは?
横顔が美しく見える人には、共通点があります。
それは「Eライン」と「立体バランス」が整っていること。
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Eライン(エステティックライン):鼻先と顎先を結んだラインの内側に唇が収まるバランス
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立体バランス:額・鼻・顎の高さが自然に連なるライン
このバランスをメイクの光と影で作るのが、コントゥアリングの目的です。
つまり、「骨格を変える」のではなく、「光で整える」ことが大切なんです。
コントゥアリングの基本:3つの要素で横顔を整える
① シェーディング(影を入れる)
影を入れることで、フェイスラインを引き締め、鼻や頬を立体的に見せます。
おすすめのアイテムは、マットな質感のパウダータイプ。自然に肌になじみます。
入れる位置のポイント
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こめかみ〜頬骨下:フェイスラインを引き締め、小顔効果をアップ
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鼻の側面(眉頭下〜鼻筋横):鼻筋を細く長く見せる
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顎下:二重顎を自然にカバーし、横顔のラインをシャープに
💡 少しずつ“足していく”のが美人見えのコツ。入れすぎると影が重くなり、不自然に。
② ハイライト(光を入れる)
ハイライトは、顔の中で高く見せたい部分に“光”をプラスするもの。
横顔における美人ポイントは、「額の丸み」「鼻筋」「頬の上」。
ハイライトを入れる位置
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鼻筋の中央〜鼻先手前:光が通るラインで横顔の印象がスッと整う
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頬骨の上(Cゾーン):目の下からこめかみにかけて、自然なツヤをオン
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唇の山・顎先:下顔面の立体感を強調
💡 パール感は「細かいもの」を選ぶと、上品でナチュラルなツヤに。
③ チークで血色と陰影をブレンド
コントゥアリングにチークを重ねると、自然な血色感と立体感が両立します。
横顔を意識するなら、チークの位置が重要です。
おすすめの入れ方
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頬骨の下側〜外側にかけて、やや斜めにオン。
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中心よりも外側にぼかすことで、顔の重心が外に流れ、鼻の印象を軽くします。
カラーはローズベージュやコーラルピンクなどの“肌になじむ自然色”がベスト。
骨格別|横顔を美しく見せるコントゥアリングのポイント
● 丸顔タイプ
顔の余白を減らすようにフェイスラインと頬骨下をしっかりシェーディング。
ハイライトは額と鼻筋を中心に入れて、縦ラインを強調しましょう。
● 面長タイプ
縦長を抑えるために、ハイライトを額の中央だけに。
頬骨下に影を入れると立体感が出つつ、バランスが安定します。
● エラ張りタイプ
エラ部分にマットなシェーディングをふんわり重ねて影をつくると、
横から見たときにフェイスラインがスッと整います。
チークは中央寄りにして、優しい印象をプラス。
コントゥアリングを自然に見せるプロの裏技
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スポンジでなじませる
シェーディングとハイライトの境目を“叩いてぼかす”だけで、プロ級の自然さに。 -
光源を意識する
室内照明よりも自然光の下でチェック。影の入り方が一目で分かります。 -
質感を統一する
ツヤ肌仕上げならハイライトを控えめに、マット肌ならパール感を足してバランスを取る。 -
フェイスパウダーで仕上げる
全体をふんわりぼかすと、コントゥアリングの“塗った感”が消えます。
横顔が美しく見える「光と影のマップ」
| 位置 | 入れるアイテム | 効果 |
|---|---|---|
| 額の中央 | ハイライト | 顔全体を明るく見せる |
| 眉下〜鼻筋横 | シェーディング | 鼻筋を通して立体感を出す |
| 頬骨の下 | シェーディング | フェイスラインを引き締める |
| 目の下Cゾーン | ハイライト | 若々しいツヤ感をプラス |
| 顎下 | シェーディング | 横顔をシャープに見せる |
コントゥアリングで叶える「美人の横顔」
コントゥアリングは、ただの陰影メイクではありません。
顔の印象を“再デザイン”するアートテクニックです。
光と影のバランスを整えることで、
真正面から見ても、横から見ても洗練された美人印象に。
「のっぺり顔だから…」と諦める必要はありません。
あなたの骨格に合わせた陰影を見つけるだけで、
自然で魅力的な“横顔美人”に生まれ変わります。