トイレが詰まった!自分でできる直し方と失敗しない業者の選び方を徹底解説


「えっ、流れない…!」

トイレのレバーを回した後、水位がじわじわと上がってくる光景を目にして、血の気が引くような思いをしたことはありませんか?

トイレのトラブルは、日常生活で最も焦るアクシデントの一つです。

「このまま溢れてしまったらどうしよう」「修理代にいくらかかるんだろう」と不安になるお気持ち、よくわかります。

でも、安心してください。トイレの詰まりは、原因を正しく見極めれば、自分自身の手でスッキリ解消できるケースが多々あります。

この記事では、トイレが詰まった時にまず試すべき具体的な直し方から、NG行動、さらには「高額請求」などのトラブルに巻き込まれないための信頼できるプロの見極め方まで、どこよりも詳しく丁寧に解説します。


1. トイレが詰まった時に「絶対にやってはいけない」3つのこと

焦って闇雲に行動すると、状況を悪化させ、かえって修理費が高くなってしまうことがあります。まずは落ち着いて、以下の3点を控えてください。

何度も水を流さない

水位が上がっている状態でさらにレバーを回すと、便器から汚水があふれ出し、床下の腐食や階下への漏水トラブルを招く恐れがあります。

熱湯を注がない

「油汚れのように溶けるかも」と熱湯を注ぐのは厳禁です。陶器製の便器は急激な温度変化に弱く、ヒビが入って便器交換(数万円〜十数万円)が必要になるリスクがあります。使うなら「ぬるま湯(40〜60度)」までにとどめましょう。

無理に棒で突っつく

詰まったものを奥に押し込んでしまったり、便器の奥に傷をつけてしまったりする原因になります。


2. 【原因別】まずはチェック!何が詰まっている?

直し方を決める前に、原因を特定しましょう。これによって「自力で直せるか、プロに頼むべきか」が決まります。

  • 自力で直せる可能性が高いもの

    • 大量のトイレットペーパー

    • 水に流せるシート(お掃除シート、赤ちゃん用おしり拭きなど)

    • 排泄物(固い便など)

  • すぐにプロを呼ぶべきもの(自力は危険)

    • スマホ、おもちゃ、検便容器などの固形物

    • おむつ、生理用品(水を吸って膨らむため)

    • ハンカチ、検便用の容器


3. 自力で解決!トイレの詰まりを直す5つの最強メソッド

家にあるものや、ホームセンターで手に入る道具を使った具体的な手順を解説します。

① 「ラバーカップ(スッポン)」を正しく使うコツ

意外と正しく使えていないのがラバーカップです。「押す」のではなく**「引く」**のが正解です。

  1. 周囲にビニールを敷いて養生する(水跳ね防止)。

  2. カップが水に浸かるまで水位を調整する。

  3. ゆっくりと押し付け、密着させたら一気に勢いよく引く。

  4. これを数回繰り返すと、ゴボゴボッと音がして水が引いていきます。

② 真空式パイプクリーナー(ラバーカップの進化系)

ラバーカップよりも吸引力が強力で、女性や力に自信がない方でも使いやすい道具です。ホームセンターやネット通販で2,000円〜3,000円程度で購入でき、驚くほど簡単に詰まりが解消することが多い「お宝アイテム」です。

③ ぬるま湯と重曹・クエン酸の合わせ技

トイレットペーパーなどの紙類が原因の場合、ふやかす力を高める方法が有効です。

  1. 便器の水を汲み出し、少なくする。

  2. 重曹(カップ1/4)とクエン酸(カップ1/2)を入れる。

  3. 40〜60度程度のぬるま湯を注ぎ、1時間ほど放置する。

  4. バケツで少しずつ水を流し、通るか確認する。

④ 食器用中性洗剤を活用する

便(排泄物)が詰まっている場合に有効なのが、食器用洗剤です。洗剤に含まれる成分がタンパク質を分解しやすくしてくれます。100ml程度の洗剤を入れ、ぬるま湯を注いで20分ほど待つだけで、スッと流れることがあります。

⑤ 最終兵器「ワイヤー式トイレクリーナー」

ラバーカップで届かない奥の詰まりには、細長いワイヤーの先にバネがついた掃除道具を使います。回転させながら奥へ進めることで、詰まったものを粉砕または引っ掛けて取り出すことができます。


4. 解決しない場合は?「信頼できる修理業者」を見極めるポイント

いろいろ試しても改善しない、あるいは異物を落としてしまったという場合は、早めにプロの水道修理業者に依頼しましょう。ここで気になるのが「ぼったくり被害」ですよね。安心できる業者選びの基準は以下の4つです。

「出張見積もり無料」を明記しているか

電話口での概算だけでなく、現地で状況を見てから正確な見積書を出してくれる業者が安心です。

水道局指定工事店(指定給水装置工事事業者)か

各自治体の水道局から認可を受けている業者は、一定の技術力と法令遵守が期待できます。ホームページで「指定番号」を公開しているかチェックしましょう。

料金体系が明確か

「基本料金3000円〜」という安すぎる広告には注意が必要です。作業工賃、部品代、出張費の合計がいくらになるのか、作業前に書面で提示してくれる業者を選んでください。

地元の口コミが良いか

大手チェーンだけでなく、地元で長く営業している水道屋さんも有力な選択肢です。ネットの口コミは、具体性の高いもの(スタッフの名前や状況が書かれているもの)を参考にしましょう。


5. トイレ詰まりを未然に防ぐ!今日からできる習慣

修理が終わったら、二度と詰まらせないための対策を習慣化しましょう。

  1. 「大」レバーをケチらない

    節水のために常に「小」で流す方がいますが、これが最も詰まりの原因になります。「小」は尿を流すための水量しかありません。トイレットペーパーを使った時は必ず「大」で流しましょう。

  2. 「流せる〇〇」を過信しない

    「水に流せるお掃除シート」や「流せる猫砂」は、実はトイレットペーパーよりも溶けにくい性質があります。一度に流すのは1〜2枚にとどめるか、ゴミ箱に捨てるのが無難です。

  3. タンクの中にペットボトルを入れない

    昔流行った節水術ですが、水圧が下がり、排水管の途中で汚物が止まってしまう原因になります。


まとめ:落ち着いて対処すれば大丈夫

トイレの詰まりは、誰にでも起こりうるトラブルです。まずは「ラバーカップ」や「ぬるま湯」など、自分でできる方法を試してみてください。

もし、それでも改善しない場合や、原因が固形物である場合は、無理をせずプロの力を借りるのが最短・最安の解決策になることもあります。

この記事が、あなたの不安を解消し、スッキリとした快適なトイレを取り戻すお手伝いになれば幸いです。



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