【NG行動】ニキビを潰して血が出た時にやってはいけないこと!オロナインや消毒液は逆効果?
鏡を見ていて、つい「ぷちっ」とニキビを潰してしまい、予想外に血が出て焦ったことはありませんか?「とりあえず消毒しなきゃ」「家にある塗り薬をたっぷり塗っておこう」というその判断、実は美肌を遠ざける大きな間違いかもしれません。
潰した後の肌は、皮膚というバリアが破れた「傷口」そのものです。ここで間違ったケアをすると、治りが遅くなるだけでなく、一生モノのクレーター跡や色素沈着を招く恐れがあります。
この記事では、ニキビを潰して血が出た直後に「やってはいけないNG行動」と、良かれと思ってやりがちな「逆効果ケア」の真実を詳しく解説します。
1. 【警告】ニキビを潰した直後の「消毒」は逆効果?
傷ができたら消毒液(マキロンやエタノールなど)を使うのが当たり前、と思っている方は多いはず。しかし、現代の傷治療(湿潤療法)において、潰したてのニキビへの過度な消毒は推奨されていません。
正常な細胞まで攻撃してしまう
消毒液は、アクネ菌などの雑菌を殺す力が強い一方で、傷を治そうと頑張っている「正常な皮膚細胞」までダメージを与えてしまいます。細胞が傷つくと、肌の再生能力が低下し、かえって治りが遅くなったり、跡が残りやすくなったりします。
必要なのは「洗浄」
基本は、水道水や刺激の少ない洗顔料で、血や膿、周囲の汚れを優しく洗い流すだけで十分です。特別な消毒液を使わなくても、物理的に雑菌を減らす「洗浄」が最も安全で効果的な応急処置となります。
2. オロナイン軟膏を「潰した傷口」に塗るのはNG?
万能薬として親しまれているオロナインH軟膏ですが、実は「ニキビを潰した後の傷口」への使用には注意が必要です。
油分が毛穴を塞ぐリスク
オロナインは油分を多く含む軟膏です。潰した後のデリケートな箇所にたっぷり塗ってしまうと、その油分が毛穴を塞ぎ、中に残っている雑菌を密閉してしまう可能性があります。その結果、再び炎症が起きたり、周囲にニキビが広がったりする悪循環を招くことがあります。
炎症を抑える成分は含まれていない
オロナインの主成分は「殺菌・消毒」を目的としたものです。赤く腫れ上がった強い炎症を直接抑える成分(抗炎症成分)ではないため、潰した後の腫れを引かせる効果は期待しにくいのが実情です。
3. 血が出た時に絶対にやってはいけない「3つのNG行動」
焦ってやってしまいがちな以下の行動は、肌のダメージを深刻化させます。
① 指でさらに絞り出す
「血と一緒に芯も出し切らなきゃ」と何度もぎゅうぎゅう押すのは、最も危険な行為です。周囲の健康な組織まで破壊され、毛穴の構造が壊れて「クレーター(陥没跡)」になる最大の原因になります。血が出たら、それ以上は絶対に触らないのが鉄則です。
② メイクで直接隠す
傷口が塞がっていない状態でファンデーションやコンシーラーを塗ると、微細な粉体や油分が傷口に入り込み、異物反応を起こして激しく化膿することがあります。どうしても隠したい場合は、医療用のニキビパッチや保護シールの上からメイクをするようにしましょう。
③ 汚れたタオルで拭く
洗面所に置いてある「家族と共有のタオル」や「数回使ったタオル」には、目に見えない雑菌が繁殖しています。潰したての傷口を拭くときは、清潔な使い捨てのティッシュや、滅菌されたガーゼで優しく押さえるようにしましょう。
4. 正しい「止血」と「保護」のステップ
血が出てしまったら、以下の手順で冷静に対処しましょう。
圧迫止血: 清潔なガーゼやティッシュで、患部を1〜2分ほど優しく押さえます。擦るのではなく「置く」イメージです。
ぬるま湯で洗浄: 血が止まったら、刺激を与えないよう優しく洗い流します。
ワセリン等で保護: 傷口を乾燥させないよう、低刺激なワセリンを薄く塗るか、ハイドロコロイド素材のパッチで保護します。
5. まとめ:過剰なケアを避け、肌の再生力を信じる
ニキビを潰して血が出た時、私たちの肌は必死に修復作業を始めています。その邪魔をしないことこそが、最高のアフターケアです。
「消毒液で焼く」「薬を山盛りに塗る」といった刺激の強い行為は卒業しましょう。清潔に保ち、適度に潤いを与えて保護すれば、肌は本来の力を発揮してきれいに治ってくれます。
数日経っても赤みが引かない、あるいは痛みが強くなるといった場合は、無理にセルフケアで解決しようとせず、速やかに皮膚科へ相談してください。
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