トイレ詰まりで絶対にやってはいけないNG行動3選!悪化させて修理費を高騰させないコツ
「トイレが詰まった!なんとかして流さなきゃ!」
そう思って、焦ってレバーを何度も回したり、ネットで見かけた適当な方法を試したりしていませんか?
実は、トイレトラブルにおいて**「焦って自己流で対処すること」が、最も修理費用を跳ね上げる原因**になります。本来なら数千円の作業で済んだはずが、間違った行動のせいで便器の脱着や配管工事が必要になり、数万円以上の出費になってしまうケースは珍しくありません。
この記事では、トイレが詰まったときに「これだけは絶対にやってはいけない」NG行動を3つ厳選して解説します。大切な住まいとお金を守るために、ぜひ最後までチェックしてください。
【NG行動 1】「とりあえず流してみる」の繰り返しは命取り
水位が上がっているのを見て、反射的に「もう一回流せば水圧で押し流せるかも」とレバーを回していませんか?これは最もやってはいけない、非常に危険な行動です。
なぜダメなのか?
トイレの洗浄1回で流れる水の量は、想像以上に多いものです。詰まりがある状態で追加の水を流すと、行き場を失った汚水が便器の縁を超えて溢れ出します。
招くリスクと費用の高騰
床下の腐食: 溢れた水が床に染み込むと、床材の張り替えやカビの発生原因になります。
階下への漏水: マンションやアパートの場合、下の階の住人に多額の損害賠償を支払う事態になりかねません。
こうなると、トイレ修理費どころか「リフォーム費用」として数十万円の請求が来るリスクがあります。
【NG行動 2】原因不明のまま「スッポン(ラバーカップ)」を使う
詰まりといえばラバーカップ、というイメージがありますが、実は万能ではありません。原因を特定せずに使うと、状況を劇的に悪化させることがあります。
なぜダメなのか?
ラバーカップは「水に溶けるもの(紙や排泄物)」を水圧で揺らして解消する道具です。しかし、もし詰まりの原因が**「固形物(スマホ、おもちゃ、検温器、メガネなど)」**だった場合、強力な圧力によってその固形物をさらに奥の配管へと押し込んでしまいます。
招くリスクと費用の高騰
便器の取り外し工事: 手の届かない奥まで押し込んでしまうと、便器を床から丸ごと取り外す「脱着作業」が必要になります。
配管の切断: 最悪の場合、床下の配管に固形物が挟まり、床を剥がして配管をカットする大掛かりな工事が必要になります。
数千円で済むはずの修理が、一気に5万円〜10万円コースへと跳ね上がります。
【NG行動 3】「熱湯」を注いで溶かそうとする
「トイレットペーパーはお湯に溶けやすい」という知識は正しいのですが、その温度を間違えると取り返しのつかないことになります。
なぜダメなのか?
トイレの便器は「陶器」でできています。陶器は急激な温度変化に非常に弱く、沸騰したような熱湯を注ぐと、温度差によって**「ピシッ」とひび割れ**が入ってしまいます。
招くリスクと費用の高騰
便器の全交換: 陶器に入ったヒビを修復することは不可能です。たとえ詰まりが直っても、ヒビから水漏れが発生するため、便器ごと買い換えるしかありません。
交換費用: 便器の本体代+工賃で、最低でも10万円以上の予期せぬ出費が発生します。
お湯を使う場合は、必ず「40度〜60度未満(お風呂より少し熱いくらい)」を徹底してください。
修理費を高騰させないための「賢いコツ」
トラブルが起きたとき、最も安く済ませるコツは**「冷静な判断」**に尽きます。
1. 止水栓を閉めて「現状維持」
まずはこれ以上状況を悪化させないこと。止水栓を閉め、電源プラグを抜いて、水位が自然に下がるのを待ちましょう。
2. 「何が詰まったか」を正直に伝える
業者に依頼する際、恥ずかしがって「何もしていないのに詰まった」と言ってしまう方がいますが、これは逆効果です。「子供がおもちゃを落としたかもしれない」「検温器を流した」とはっきり伝えることで、最適な機材を持ち込んでもらえ、無駄な作業時間を削ることができます。
3. 相見積もりを取る
緊急時は慌てて最初に見つけた業者に決めがちですが、可能であれば2〜3社から電話で見積もりを取りましょう。「基本料金」だけでなく、「出張費」「夜間料金」「作業工賃」を含めた総額を聞くのが安く抑えるポイントです。
まとめ:勇気を持って「何もしない」選択を
トイレが詰まるとパニックになりますが、間違った自己流の対処こそが最大の敵です。
水に溶けるものなら: ぬるま湯や適切な方法で30分〜1時間様子を見る。
固形物や原因不明なら: 何もせず、すぐにプロの水道業者を呼ぶ。
この判断ができるだけで、あなたの修理費用は何分の一にも抑えられます。まずは深呼吸をして、この記事で紹介したNG行動を避けることから始めてください。
トイレが詰まった!自分でできる直し方と失敗しないための全手順【決定版】