韓国のお正月「ソルラル(旧正月)」を徹底解説!日程・過ごし方・旅行の注意点
韓国には、日本と同様に1月1日を祝う「新正(シンジョン)」と、伝統を重んじる旧暦の1月1日を祝う「ソルラル(旧正月)」の2つのお正月があります。
韓国人にとっての「本番のお正月」は、旧暦のソルラルです。日程や伝統的な過ごし方、この時期に韓国を訪れる際の注意点をまとめました。
韓国お正月(ソルラル)の日程と大型連休
韓国の旧正月は毎年日付が変わります。当日とその前後1日ずつの計3日間が公休日となり、週末と重なることで大型連休になるのが特徴です。
連休の構成: ソルラル前日・当日・翌日の3日間
大型連休の傾向: 土曜日や日曜日とつながることで、4連休から5連休になる年が多く、この期間は「民族大移動」と呼ばれるほどの激しい帰省ラッシュに見舞われます。
韓国のお正月の伝統的な過ごし方
韓国ではお正月を家族や親戚と過ごすのが一般的です。日本とは異なるユニークな習慣がいくつもあります。
1. 伝統料理「トックッ」を食べる
韓国の「お雑煮」にあたるのが**トックッ(餅スープ)**です。
特徴: うるち米で作った白い棒餅をスライスして入れます。韓国では「トックッを一杯食べると、また一つ歳を取る」と言われ、新年の始まりに欠かせない料理です。
その他の定番: ヂョン(韓国風焼き料理)、チャプチェ(春雨炒め)、カルビチム(牛カルビの煮込み)などが食卓を彩ります。
2. 先祖に挨拶する「茶礼(チャレ)」
旧正月の朝、家族が集まって先祖の霊に料理を供え、感謝を捧げる儀式です。非常に多くの供え物を並べるため、準備は親族にとって一大行事となります。
3. 年長者への挨拶「歳拝(セベ)」
子供や若い世代が、親や祖父母などの年長者に対して、床に膝をつく丁寧なお辞儀(クンジョル)をして新年の挨拶をします。
お年玉(セベットン): 挨拶をすると、大人からお年玉をもらうことができます。
覚えておきたい!新年の挨拶フレーズ
韓国で最も一般的な新年の挨拶です。
새해 복 많이 받으세요.
(セヘ ボッ マニ パドゥセヨ)
意味:新しい年に福をたくさん受け取ってください。
旧正月(ソルラル)期間に韓国旅行をする際の注意点
この時期に韓国を訪れる方は、以下の3点に特に注意が必要です。
① ショップやレストランの休業に注意
個人商店や伝統市場(南大門・東大門など)、百貨店は旧正月当日を含む数日間、休業することがほとんどです。
狙い目: 明洞(ミョンドン)や弘大(ホンデ)などの主要観光エリアにあるコスメショップや一部の飲食店、大型マート(ロッテマートなど)は営業していることが多いです。
② 公共交通機関の激しい混雑
帰省客により、長距離移動のKTX(高速鉄道)や高速バスはかなり前から予約で埋まります。観光客がソウル市外へ移動するのは非常に困難な時期です。
③ 最強クラスの「極寒」対策
この時期の韓国(特にソウル)は、気温がマイナス10度を下回ることも珍しくありません。
必須アイテム: ロングダウンコート、マフラー、手袋、ニット帽。肌の露出を最小限にする防寒対策が必須です。
まとめ:韓国の文化を深く味わえる特別な時期
旧正月の期間、ソウルの街中は少し静かになりますが、古宮(景福宮など)では伝統的な遊びが体験できるイベントが開催されるなど、この時期ならではの魅力もあります。
お正月休みに韓国旅行を計画されている方は、お店の営業状況を事前にチェックし、余裕を持ったスケジュールで楽しんでくださいね。