ロンドンだけじゃない!イギリス観光で訪れたい地方都市の魅力とおすすめエリア
「イギリス旅行といえばロンドン」というイメージが強いですが、真のブリティッシュカルチャーや息をのむような絶景は、実はロンドン以外の地方にこそ眠っています。
歴史を感じる古都、絵本のような村々、そして荒々しくも美しい自然。ロンドンから列車で数時間足を延ばすだけで、全く異なる表情のイギリスに出会うことができます。
本記事では、ロンドン以外のイギリス観光で絶対に外せない人気エリアと、それぞれの見どころ、効率的な周り方を詳しく解説します。
1. 歴史と魔法が交差する古都「エディンバラ」(スコットランド)
スコットランドの首都エディンバラは、「北の雅典(アテネ)」と称されるほど美しい街並みを誇ります。
エディンバラ城とロイヤル・マイル
岩山の上にそびえ立つエディンバラ城は、街のシンボルです。そこから続く旧市街のメインストリート「ロイヤル・マイル」を歩けば、中世の面影を残す石畳や細い路地(クローズ)に迷い込むような感覚を味わえます。
ハリー・ポッターのインスピレーションの地
著者J.K.ローリングが執筆を行ったカフェや、ダイアゴン横丁のモデルとされるビクトリア・ストリートなど、ファンにはたまらない聖地が点在しています。
2. 絵本の世界が広がる「コッツウォルズ」
「イギリスで最も美しい村々」と称されるコッツウォルズは、蜂蜜色の石造りの家並みが続くカントリーサイドです。
代表的な村:バイブリーとボートン・オン・ザ・ウォーター
ウィリアム・モリスが絶賛したバイブリーの「アーリントン・ロウ」や、村の中心を川が流れる「リトル・ベニス」ことボートン・オン・ザ・ウォーターは、写真映え間違いなしのスポットです。
楽しみ方:ティールームでアフタヌーンティー
都会の喧騒を忘れ、地元のスコットランド産クロテッドクリームを添えたスコーンを楽しみながら、ゆっくりとした時間を過ごすのがコッツウォルズ流の贅沢です。
3. 世界遺産の温泉街「バース」
街全体が世界遺産に登録されているバースは、古代ローマ時代の浴場跡が残る歴史的なスパ・タウンです。
ローマン・バース(大浴場跡)
約2000年前のローマ人が建設した温泉施設の遺構は圧巻です。現在はお湯に浸かることはできませんが、隣接する「サーメ・バース・スパ」では、現代の設備で天然温泉を楽しむことができます。
ジョージアン様式の建築美
三日月型の巨大な集合住宅「ロイヤル・クレセント」など、18世紀の優雅な建築群が街の美しさを際立たせています。ジェーン・オースティンの小説の世界に浸るのもおすすめです。
4. 湖と詩情が織りなす「湖水地方」
イングランド北西部に位置する湖水地方は、ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターが愛した場所として知られています。
ウィンダミア湖と遊覧船
イングランド最大の湖、ウィンダミア湖を遊覧船で巡れば、パノラマに広がる山々と湖の絶景を堪能できます。
詩人たちが愛した自然
ワーズワースなどの詩人がインスピレーションを受けたこの地は、ハイキングコースも充実しています。季節ごとに表情を変える自然は、何度訪れても新しい感動を与えてくれます。
5. 音楽とサッカーの聖地「リバプール」
活気あふれる港町リバプールは、文化と情熱が入り混じるエキサイティングな都市です。
ビートルズゆかりの地を巡る
「キャバーン・クラブ」や「マジカル・ミステリー・ツアー」など、伝説のバンドの足跡を辿るスポットが目白押しです。
アルバート・ドックと美術館
再開発されたウォーターフロントエリアには、テート・リバプールなどの美術館や博物館が集まっており、アート好きも満足できる内容となっています。
ロンドン以外を旅する際の移動のコツ
イギリスの地方観光をスムーズに楽しむためのポイントを紹介します。
ブリットレイルパス(BritRail Pass)を活用する: 外国人観光客専用の鉄道パスを利用すれば、イギリス全土の鉄道が乗り放題になり、個別に切符を買うよりも格安で移動できます。
長距離バス(ナショナル・エクスプレス)の利用: 予算を抑えたい場合はバスも有効です。鉄道よりも時間はかかりますが、主要都市間を安価に結んでいます。
レンタカーでのドライブ: コッツウォルズや湖水地方など、公共交通機関が少ないエリアを自由に巡るなら、レンタカーが最適です。イギリスは日本と同じ左側通行・右ハンドルなので、日本人には運転しやすい環境です。
まとめ:イギリスの深みを知る地方の旅
ロンドン以外の都市や村々には、その土地ならではの歴史、食文化、そして温かい人々との出会いがあります。
荘厳なエディンバラの城、穏やかなコッツウォルズの丘、神秘的な湖水地方の水面……。次回のイギリス旅行では、ぜひロンドンから一歩外へ踏み出し、あなただけのお気に入りの場所を見つけてみてください。